【日本文化】為什麼吃飯前後要說「いただきます」「ごちそうさま」?

在日本,吃飯不只是填飽肚子,更是一種文化與禮貌。
吃飯前,日本人一定會說「いただきます」,吃完飯則會說「ごちそうさまでした」。
這兩句話傳達了感謝與尊重,是日本文化的重要一部分。今天我們就用一段輕鬆的日語會話,一起來學會這兩句話吧!🍱

  1. 如何在用餐前後正確使用「いただきます」「ごちそうさまでした」
  2. 與餐桌相關的實用日語單字

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台灣留學生小明受邀到日本朋友美咲家裡吃晚餐,他第一次體驗到日本人用餐前後的特別用語。

💬 日文會話

小安:わあ、美味しそう!食べる前に何か言うの?
綾香:日本では「いただきます」と言うんだ。
小安:へえ~、ただの挨拶?
綾香:違うよ。食材や料理を作ってくれた人に感謝する意味なんだ。
小安:なるほど。台湾ではあまり言わないけど、いい習慣だね。
綾香:そうでしょ?そして、食べ終わったら「ごちそうさまでした」と言うよ。
小安:「ごちそうさま」も感謝の言葉?
綾香:うん。料理を作ってくれた人や自然に「ありがとう」を伝えるんだ。
小安:へえ~!日本人は一人で食べる時も言うの?
綾香:うん、言う人が多いよ。自分へのけじめみたいな感じかな。
小安:面白いね。じゃあ、私も今日から言ってみる!
綾香:いいね!じゃあ一緒に…せーの!
小安&綾香:いただきます!


💬 中文翻譯

小明:哇,看起來好好吃!吃飯前要說什麼嗎?
美咲:對,在日本會說「いただきます」。
小明:只是打招呼嗎?
美咲:不是哦,是對食材和煮飯的人表達感謝。
小明:原來如此,台灣比較少這樣做,但我覺得很棒。
美咲:對啊,然後吃完飯要說「ごちそうさまでした」。
小明:「ごちそうさま」也是感謝的意思嗎?
美咲:沒錯,是向做飯的人和大自然說「謝謝」。
小明:哇~日本人一個人吃飯時也會說嗎?
美咲:嗯,很多人還是會說,就像是一種儀式感。
小明:好有趣,那我今天也要開始說!
美咲:好啊,我們一起來。預備!
小明&美咲:我開動了!


📚 重點單字

日文(読み方)詞性中文例句(日文)例句(繁體中文)
いただきます固定用語我開動了ご飯の前に「いただきます」と言う。吃飯前要說「我開動了」。
ごちそうさまでした固定用語謝謝招待食後に「ごちそうさまでした」と言う。吃完飯要說「謝謝招待」。
感謝(かんしゃ)名詞感謝食材に感謝する。感謝食材。
食材(しょくざい)名詞食材新鮮な食材を使う。使用新鮮食材。
習慣(しゅうかん)名詞習慣日本の習慣を学ぶ。學習日本習慣。
挨拶(あいさつ)名詞打招呼挨拶をするのは大切だ。打招呼很重要。
美味しい(おいしい)形容詞好吃このカレーは美味しい。這個咖哩很好吃。
当たり前(あたりまえ)名詞理所當然日本では当たり前だ。在日本是理所當然的。
作る(つくる)動詞做、製作母が料理を作る。媽媽做菜。
一人(ひとり)名詞一個人一人で食べる。一個人吃飯。

🎯 學習焦點(JLPT 文法)

文法接續中文意思例句(日文+中文)用法
~前に動詞辞書形+前に在…之前食べる前に「いただきます」と言う。
吃飯前要說「いただきます」。
表示先後
~なければならない動詞未然形+なければならない必須…手を洗わなければならない。
必須洗手。
義務
~たり~たりする動詞たり+動詞たり+する又…又…本を読んだり食べたりする。
看書、吃飯等。
列舉
~ようにする動詞辞書形+ようにする盡量…野菜を食べるようにする。
盡量吃蔬菜。
習慣化
~かもしれない普通形+かもしれない也許…一人でも言うかもしれない。
也許一個人也會說。
推測

📖 Transcript 逐字稿

M: 今日はですね、日本の食事の時に使う、あの、とっても大切な言葉、「いただきます」と「ごちそうさまでした」、これについて、えっと、一緒に見ていきたいと思います。
これ単なるマナーラってだけじゃなくて、もっと深い意味があるんですよね。
M:今天呢,我們要一起看看日本吃飯時會用到、非常重要的兩句話:「いただきます」跟「ごちそうさまでした」。這不只是禮儀而已,背後其實有更深的意義喔。

J: そうですね。日本の文化とか感謝の気持ちがすごく込められている言葉です。
J:沒錯。這兩句話深深包含了日本的文化與「心存感謝」的態度。

M: ではまず、台湾からの留学生、小安さんと日本人の友達綾香さんの短い会話がありますので、それを聞いてみましょう。
M:那先來聽一段台灣來的留學生「小安」跟日本朋友「綾香」的短短對話。

台灣留學生小安第一次到日本朋友綾香家裡吃飯。她注意到大家在用餐前後都會說話,覺得很新奇。

💬 日文對話(約12回合)
小安:わあ、美味しそう!食べる前に何か言うの?
綾香:日本では「いただきます」と言うんだ。
小安:へえ~、ただの挨拶?
綾香:違うよ。食材や料理を作ってくれた人に感謝する意味なんだ。
小安:なるほど。台湾ではあまり言わないけど、いい習慣だね。
綾香:そうでしょ?そして、食べ終わったら「ごちそうさまでした」と言うよ。
小安:「ごちそうさま」も感謝の言葉?
綾香:うん。料理を作ってくれた人や自然に「ありがとう」を伝えるんだ。
小安:へえ~!日本人は一人で食べる時も言うの?
綾香:うん、言う人が多いよ。自分へのけじめみたいな感じかな。
小安:面白いね。じゃあ、私も今日から言ってみる!
綾香:いいね!じゃあ一緒に…せーの!
小安&綾香:いただきます!

💬 中文翻譯
小安:哇,看起來好好吃!吃飯前要說什麼嗎?
綾香:對,在日本會說「いただきます」。
小安:只是打招呼嗎?
綾香:不是哦,是對食材和煮飯的人表達感謝。
小安:原來如此,台灣比較少這樣做,但我覺得很棒。
綾香:對啊,然後吃完飯要說「ごちそうさまでした」。
小安:「ごちそうさま」也是感謝的意思嗎?
綾香:沒錯,是對做飯的人和大自然說「謝謝」。
小安:哇~日本人一個人吃飯時也會說嗎?
綾香:嗯,很多人還是會說,就像是一種自我約束(儀式感的味道)。
小安:好有趣,那我今天也要開始說!
綾香:好啊,我們一起來。預備!
小安&綾香:開動!

M: いやあ、短い会話でしたけど、なんか日本の食文化の大切なところがぎゅっと詰まってましたね。
M:雖然對話很短,但好像把日本飲食文化的重要精華都濃縮進去了。

J: そうですね。まずやっぱり中心となるこの二つ。「いただきます」と「ごちそうさまでした」。
J:首先還是這兩句核心用語:「いただきます」跟「ごちそうさまでした」。

J: これはもうセットで覚えたい基本の言葉ですよね。で、この二つの言葉に共通しているのが、会話にもあった感謝、ありがとうっていう気持ちなんです。
J:這兩句是一定要成套記起來的基本用語。它們的共通點,就像剛剛對話裡說到的——都在表達「感謝」。

M: なるほど。「いただきます」は、あの、綾香さんが言ってた、「命をいただく」っていう、そういう意味合いが強いんですね。
M:原來如此。「いただきます」就像綾香說的,帶有「承受萬物生命」的意味比較強。

J: そうなんです。単に「食べます」っていうことだけじゃなくて、まあ、動物とか植物とか、その命をもらって自分が生きてるんだっていう感謝。それから、料理してくれた人はもちろん、運んでくれた人とか、育ててくれた人とか、関わった全ての人への、こう敬意が込められてるんですね。
J:沒錯。不是單純的「我要吃囉」,而是感謝動植物把生命給了我們,讓我們得以生存;同時也包含對做菜的人、搬運的人、栽種的人,所有參與者的敬意。

M: 深いですね。
M:真的很有深度。

J: それから、「ごちそうさま」の方の、あの、「馳走」の話、あれも面白いですよね。
J:另外「ごちそうさま」的語源——「馳走」——也很有意思。

M: 馳走。食事のために走り回るって意味だったとは。
M:「馳走」原來是為了準備一頓飯而東奔西跑的意思啊。

J: そうなんです。昔は今みたいに簡単に食材が手に入らなかったり、準備も大変だったりしたでしょうからね。
J:對啊。以前不像現在這麼容易取得食材,準備起來也很辛苦。

M: 確かに。そう考えると、より「ありがとう」っていう気持ちがこもりますね。
M:真的。這樣一想就更能體會「謝謝」的心情。

J: まさに。あと、会話に出てきた他の言葉、例えば、「食材」、「習慣」、それから、「挨拶」、こういった言葉も日本の生活とか文化を知る上で、あの、知っておくと便利だと思います。
J:沒錯。還有對話裡出現的其他詞,比如「食材」,然後「習慣」,再來是「挨拶」這些,對於了解日本生活與文化都很實用,知道一下會很方便。

M: では、少し文法的なポイントも見てみましょうか。会話で小安さんが「食べる前に何か言うの?」って聞いてましたけど、この動詞の辞書形+前に、これよく使いますよね。
M:那我們也來看一下文法重點。對話裡高野同學問了「吃之前要說什麼嗎?」這個「動詞原形+前に」很常用對吧。

J: 使いますね。〜をするその前に、っていう行動の順番を示す基本的な形です。例えば、寝る前に歯を磨く、とか。
J:很常用。它是表示「做~之前」這種行動順序的基本句型。比如說:「寝る前に歯を磨く(睡覺前刷牙)」。

M: わかりやすいです。
M:這樣很清楚。

J: それから、綾香さんが「一人でも言う人が多いよ」って言ってましたね。もし、断定じゃなくて、「かもしれないなあ」って言うなら、「一人でも言うかもしれない」みたいに、〜かもしれないを使えばいいんです。。
J:另外,綾香說「就算一個人也有很多人會說」。如果不想那麼肯定,改成「也許一個人也會說」的話,就用「~かもしれない」。

M: 推測ですね。
M:這是表示推測嘛。

J: 推測を表す言い方です。これも便利ですよ。
J:這是表達推測的說法,也很好用。

M: なるほど。会話には出てこなかったですけど、例えば、この感謝の気持ちを表すのをこう習慣にしたいなって思った時とか使える表現ってありますか?
M:了解。雖然對話裡沒出現,不過如果想把表達感謝變成習慣,有沒有什麼可以用的句型呢?

J: あ、いいですね。そういう時はですね、動詞の辞書形とか、ない形に「ようにする」をつける形が使えます。
J:這題不錯。這種情況可以用「動詞原形/ない形+ようにする」。

M: ようにする?
M:「ようにする」嗎?

J: はい。毎日感謝の言葉を言うようにするとか、忘れずに言うようにするとか、何かをこう意識して習慣づけたい、努力目標みたいな感じですね。
J:對。像是「每天盡量說出感謝的話」、「不要忘記要說」之類,表示刻意去培養成習慣、當作努力目標。

M: へえ、それはいいですね。「ようにする」、覚えます。
M:哦,這很實用耶。「ようにする」我要記起來。

M: いやあ、今日「いただきます」と「ごちそうさまでした」を通して、日本の食文化の、なんていうか、根っこにある感謝の心みたいなものに触れられた気がします。
M:今天透過「いただきます」跟「ごちそうさまでした」,我覺得好像碰觸到日本飲食文化底層那股「感謝的心」。

J: そうですね。特に、一人で食べてる時にでも言う人がいるっていうのは面白いというか、日本的な感覚かもしれませんね。
J:沒錯。特別是連一個人吃飯時也會說,這點滿有趣的,也許很日本式的感受。

M: 自分へのけじめ、でしたっけ。
M:算是給自己的「一個交代/一個收束」,對吧。

J: そういう内面的なものが現れてるのかなと。
J:我覺得這也反映了一種內在的心境。

M: この番組を聞いているあなたが食事をする時、どんな言葉を使っていますか?あるいは言葉にはしなくても、心の中でどんな風に感謝を伝えていますか?
M:正在收聽的你吃飯時都說些什麼呢?或者即使不開口,你心裡是怎麼表達感謝的?

J: こういう「いただきます」、「ごちそうさま」みたいに、普段の何気ない習慣の裏にある文化とか考え方、そういうのにちょっと目を向けてみると、また新しい発見があるかもしれませんね。
J:像這樣在日常不經意的習慣背後,藏著文化與思維;如果多留意一下,可能會有新的發現。

M: 本当にそうですね。それでは、今日のMJ日本語はここまでといたします。
M:真的就是這樣。那今天的 MJ 日本語就到這裡。

J: はい。また次回一緒に日本語の世界を探求しましょう。
J:好的,下次再一起探索日語的世界吧。


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